私たちは少し咬み合わせが悪くても、ある程度なら許容範囲があるので何事もなく過ごせます。しかし、その許容範囲を逸脱した瞬間、頭痛や肩こり、めまい等の症状が現れてきます。咬合治療では咬み合わせの状態を確認し、どこに原因があるのかを判断、それに応じて調整を行っていきます。
あごの位置のズレが原因である場合には、専用のスプリントを使ってあごの適正な位置を探り、誘導していきます。場合によっては矯正治療が必要になることもあります。患者さまのご要望を伺いながら、ベストな治療をご提案いたします。
咬み合わせが原因で現れる病気
咬み合わせが悪いと歯が異常にすり減ったり、歯の根が割れたりと、顎関節症等の症状が現れることがあります。日ごろの癖により顎の位置や骨格にズレが生じて、頭痛、肩こり、めまい、耳鳴り、無気力、メニエール病等、原因不明の症状が現れることもあります。